『静岡ホビーショー』で見た気になるモデル

2011.08.01モデルカー新着情報

 ざっとここ15年程、毎年5月恒例の『静岡ホビーショー』に足を運んでおります。先月の話をいまさらな感じもしますが、個人的に気になったアイテムをご紹介しておきます。

 模型業界も“不況ここに極まる”というような話をよく聞きますが、何事も浮き沈みありますし、少なくともミニチュアカー関連に関しては、相変わらず各メーカー様、元気に果敢な展開を見せてくださっているという印象を持ちました。

 で、気になるアイテムご紹介。やはりミニカーが多くなってしまうのですが、最初は『スパーク』の2アイテム。1973年ロータスF2チーム・トランポと1974年ロータス76南アフリカGPロニー仕様です。

 ロータス76の方は、元来『レーヴ・コレクション』でデビューした型を使ったスパーク版のバリエーション。バイプレーンのリアウイングでの実戦仕様は公式GPだと確か南アだけ。ロニー仕様ならほぼ言うこと無しです。JPSのカラーがイエローではなくてゴールドなのがちょっと残念ですけどね。また前輪ホイールがブラックなのは考証の結果なのでしょうが、メルマグ・ホイールなのなら、本当は後輪同様にシルバーリム+ゴールドなら、JPS好きには理想的な組み合わせだと思います。ヲタクの戯言ですが、個人的にはJPSロゴがイエロー(ベージュ)なのに、ホイールはゴールドという、リアルなズレっぷりがカッコいいと思っております。

 トランポはエマーソンとロニーが乗ったF2『74』テキサコ・スターのカラーリングをあしらった超マニアックなブツ。そもそもスパークからはテキサコ・スターが出ていないのに、トランポを先に出しちゃうとは。テキサコ・スターも是非に出して欲しいところ。

 で、お次は『タミヤ』と『オートアート』。タミヤからはロータス78と79の完成品が色々出ますよ。あとP34も。この出来栄えでこの価格なら安いと思います。煙草ロゴは自分でなんとかするしかないですけどね。

 『オートアート』ではアルファロメオがいろいろ出ます。TZとTZ2、あと33TT12が! TZ2を喜ぶおじさんは特に多いのでは。エルコール・スパダな感じですよ。大変にカッコいいですよ。

 次はちょっとお仕事的なネタ。京商の野心的展開、1/43スロットカー、Dslot43が正式デビューしました。車種も新旧取り混ぜてあるので、おじさん達も気にした方がいいですよ。917Kのバリエーションが楽しみです。917LHも出れば、ザルツブルグとサイケデリックで1970年ル・マンの再現ができますな。

 で、最後に富士山。富士川SAはいつ行っても最高ですね。一般道からもアクセスできるそうで、静岡の方々が羨ましいことしきり。

 ではまた!


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