マンクス、公道シェイクダウン!

2018.03.15バギー

 メイヤーズ・マンクス・バギー、その後です。“横浜ホットロッドカスタムショー”の後、納車されたマンクス。前回書き忘れましたが、一旦ケーズコレクションさんでヘッドライトを公道仕様に交換すると共に、カットオフ(キル)スイッチを付けてもらいました。スイッチはMOROSO製。バッテリーがリアシートの下にあり、アクセスが良いとは言えないので、リスクヘッジです。

 真冬だというのに1月に2回、2月に1回、寒空の下でドライブしました。まずまず寒いんですが、完全なオープンエアがもたらすプリミティブな高揚感と緊張感のせいか、あまり気になりませんでした。1月19日にドライブしたのはTipo(ティーポ)誌の巻頭特集の為で、プロのカメラマンに綺麗に撮影して頂きましたので、よかったらご覧ください。No.345(2月6日発売号)です。

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 さてさてこのマンクス、そもそもエンジン始動からして楽しいのです。電磁ポンプを備えているので、キーをONにするとカチカチカチカチ…と小気味良くガソリンをキャブに送り込みます。待つこと概ね20秒、少しアクセルを煽ってもう一段キーをひねると、組まれたばかりの1.6リッター空冷フラット4は、些かヒステリックな啼き声をあげて目覚めます。Dave Dealが形容したとおり、まさに「小さな虎のような咆哮」を挙げてのお目覚めです。

 回転が安定すると背後から聞こえるサウンドは、ブルブルブルッといった低めの野太いトーン。。。そして出発。僅か550kgの車体はクラッチをリリースするだけでスルリと動き出します。ミッションは1962-63年式をそのまま使いましたので、2〜4速が概ねクロスレシオ。1速はやや低いですが、早めに2速へアップした後はクロスレシオが功を奏して非常に気持ちよく運転できます。更にはクルマが異様に軽いので、制動のフィーリングもナチュラルで好感触。フロントのディスク化も成功したようです。

IMG_0587のコピー
マンクス湘南ドライブ

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 3月に入りましたので、そろそろ幌の取り付けをしたいと思っております。

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