デイブ・ディール ソフビ・フィギュア登場!

2018.01.02デイブ・ディール通信

決して平穏とは言えない現在の世界情勢。翻弄される世界中の生きとし生けるもの。そんな我々をのせて自転公転を続ける地球。そんな地球の片隅でひっそりとたまに更新されている、このブログをご覧の方々には釈迦に説法なのは重々承知ではありますが、昨年の暮れに「デイブ・ディール」のソフビを開発するという愚行をしでかしましたので、そもそも「デイブ・ディールって何? だれ?」という話を手みじかにまとめてみたいと思います。

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故デイブ・ディール氏はアメリカのモーター系イラストレーターとして知る人ぞ知る人物でした。

レベル社が1970年代に展開した伝説的なディフォルメ・プラモデル「ディールス・ホイール」のデザインや、空冷VW系を筆頭とするカー雑誌の無数の広告イラスト…。

晩年には、ディズニー/ピクサーのアニメ映画「Cars(カーズ)」のキャラクター監修を行ったこと等でも知られています。ピクサーのアニメーターにクルマの擬人化の遣り方を教授したのはデイブ。その作業をデイブに依頼したのはカーズの監督、ジョン・ラセター氏でした。ラセターにとってデイブは少年時代のヒーローだったのだそうです。動物の擬人化には長けたピクサーのアニメーター達でしたが、クルマの擬人化に関してはハッキリ言って経験値ゼロ。そんなわけでデイブに白羽の矢が立ったと言われています。

2006年に公開された最初の「カーズ」の仕事が一段落した3年後、2009年にデイブ・ディールは亡くなりました。エド・ロスのような脚光を浴びることもなく、ホットロッド・アーティストとして祭り上げられることもありませんでしたが、クルマのみならず航空機も含めた乗り物全般に造詣が深かったデイブは、どちらかと言えば職人気質の絵描きとして、広告や玩具のデザイン等も幅広く手掛け、多くのファンの心を掴んでいました。その作風は、彼が元祖と言われている「ディフォルメ」スタイルに、精密・正確なディテールを描き込むもので、常に動物的な躍動感に溢れています。また時代背景や車種のニュアンスも盛り込み、ひねりを効かせたストーリー性を1枚の絵で表現した類稀な味わいをも秘めていました。

そんなアメリカのモーター系アーティスト、故「デイブ・ディール」氏のありし日の姿をソフビ・フィギュアとして立体化しました! 

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モチーフとなったポーズは彼自身の有名なロゴマーク。黒いサングラスにグラマラスなあご髭、小脇にスポーツカーのモデルカーを抱え、一方の手には絵描きの命とも言える鉛筆…。

その生涯をクルマとアートに捧げたタフガイの姿を、日本固有のソフビ文化が育んだ“ゆる造型”で微妙に味付けしたユニークな逸品。もちろんメイド・イン・ジャパン。

彼の家族と弊社との間で結ばれた契約に基づいて生産される正規ライセンス商品です。

画像はテストショットです。成型色は彼が愛したバギーが駈ける舞台である砂丘をイメージした「サファリイエロー」。無着色版や着色版など複数バリエーションでの展開を予定しております。

どうぞ、お楽しみに!!!

DAVE DEAL
Soft Vinyl Figure
■デイブ・ディール ソフトビニールフィギュア
■全高:16cm
■予価:¥12,000(税込)
■発売時期:2018年初頭

[材料表示]
本体:ソフトビニール(PVC)、 外装:ビニール・バッグ(塩ビ)、

[ご注意]
当製品は対象年齢14歳以上の観賞用玩具、或いは芸術作品です。
小さな部品、尖った部品があり、誤飲や怪我をする危険性がありますので、14歳未満のお子様の手に触れないように、充分なご配慮をお願い申しあげます。

[お問い合わせ / 企画・発売元]
『モーターサイコロジー』担当:山田
E-mail motorpsycho.kits@gmail.com
URL motor-psychology.jp/

©2017 Dave Deal, ©2017 Takehisa Yamada
無断複製および転載を禁止します。
MADE IN TOKYO JAPAN.


デイブ・ディール通信