COX の Dino ボディ・レストア続き
2016.09.10スロット・レーシング
1週間程、郷里の富山に帰省して、
クリニックの月次の事務仕事をしてきました。
毎月末のルーティン・ジョブです。
さて。東京に戻って来て、
Dinoのボディ作業再開。
基本的に私は成型色が綺麗なものに関しては、
ボディを塗装せずに仕上げたいという嗜好なので、
ボディはパーティングラインをデザインナイフで削り、
全体を1500〜2000ぐらいのペーパーで軽き、
コンパウンドによる研磨仕上げのみです。
1960年代のアメリカで組まれたスロットカーは
接着剤が大量にベタベタに着けられ、
ハミだしたものが多く、
今回のDinoもその類いでしたので、
なかなか綺麗にはなりません。
適当な所で見切りをつけて、
ディテールの塗装に移りました。
Dino 166Pというクルマは、
後継の206Pと比較すると
あまり資料が無いようです。
かくいう自分もあまりイメージが湧きませんでした。
ネットなどで画像を検索してみても、
206Pの画像は沢山出てきますが
166Pはあまりありません。
やっと何点か見つけたその姿は、
なんとも地味で可憐。
華奢な印象のレースカーでした。
ただカラー画像は出てきたので、
それを元にコクピット内やウインドウサッシ等を
自分なりの好みで塗装しました。
コクピット全体はフラットブラック、
シートはハルレッド、
計器盤にシルバーを刺し、
ステアリングは好みでウッド調に。
ウィンドウサッシとウィンドウは接着剤跡でガタガタなので、
磨いて少し修正し、一応シルバーに塗ってみましたが。。
予想通りあまり綺麗にはなりませんでした。
まぁ よしとします。
ドライバーはロレンツォ・バンディーニのつもりで、
ヘルメットをシルバー+黒バイザーに。
レーシンスーツは成型色のアイボリーを生かして
軽く汚しと陰影を付けたのみ。
当時のバンディーニの画像を参考にして、
胸にシェル、ダンロップ、跳ね馬のデカールを、
ワッペンふうに貼りました。