ブーンバイクの防犯登録

2017.02.27自転車 ブーンバイク

手に入れてから3ヶ月ほど経ってしまったブーンバイクを漸く防犯登録しました。東京の自宅ではなく、富山市の実家に置いているので、富山で防犯登録することになりそうですが、私の住民票は富山にはないのだから、そもそも富山で登録できるのか? とかいろいろ不明点があったため、富山県警の担当の方に電話でお聞きして逐一丁寧に教えて頂きました。

結局、オーナーの住民票がどこにあろうが(つまり現住所がどこであろうが)、自転車を置いている土地での登録ができるということでした。ただオークションで入手したものなど中古品の場合、譲渡証明書が必要です。この辺りはこのブーンバイクを入手する時に少し調べ、前オーナーから譲渡証明を頂いていました。また、ネットオークションでの入手だったので、落札画面や支払画面を保存しておきました。あとは身分証明書のコピーして、必要書類は整いました。

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さて意外に最大の問題は、中古品、しかも珍妙でかなり古い変な自転車の防犯登録を快く受け入れてくれる自転車店を探すことかも知れません。富山市内の自転車店をネットで少し調べてみましたが、ホームページを完備しているようなお店はそもそも拘った品揃えをしている趣味のお店か、或いは正反対にホームセンター的な販売優先のお店ですから、どちらもなんとなく行きづらい。富山はクルマ好きが多いので、ブーンバイク等にも好意的な旧いシュウインとかのお店がありそうな気がしていましたが、残念ながら無かったです。

もちろん、昔ながらの商店街の自転車屋さんがベストなのですが、小学~高校生の頃にお世話になったお店は既に廃業しているので、どうしたものかと思案していました。

結局、ネットではなく偶然見つけた老舗っぽいお店に飛び込み営業ならぬ飛び込み防犯登録依頼。事情を説明して珍妙な自転車も見せて、書類も見せたところ、なんだかんだで快諾して頂けて無事防犯登録が完了しました。前オーナーは車体番号不明で登録したようですが、実はフレーム下に刻印がありました。打刻が薄く塗装が厚いので判読困難故に不明としていたらしいのですが、今回持ち込んだお店のご主人は一応見てみましょうと仰り、お店の前でオレンジ色の珍妙な自転車を二人でひっくり返して、晴天の陽光の元、何とか判読、その番号で登録しました。

このお店、きけば100年以上の歴史があるとのこと。しばし年配のご主人と昭和自転車話で盛り上がりました。ついでにライトとチェーンロックも購入して、帰ってきました。

なお念願かなって先日入手した小型のエアホーンは、馬鹿でかいコンドルホーンを外して自分で取り付けました。やはりブーンバイクにはこの小さなエアホーンが似合います。でかいコンドルホーンはマンクスに付けようかなと、馬鹿なことを考えておりまする。


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