51回 『全日本ホビーショー(2011年度)』 レポ 最終回

2011.11.04モデルカー新着情報

幕張でのホビーショー・レポート最終回のお題は『フジミ』さん。タミヤ、ハセガワ、アオシマと並ぶプラモデルの老舗ですが、昨今のミニチュアカー・コレクターにとっては、『トゥルースケール』製モデルカーの輸入元としても知られていますよね。

まずはプラモデル。なんと1977年式タイレルP34末期型、遂に出ちゃいましたね。このモデル化にあたっては、恐らく私が編集を担当させて頂いた、MFH刊『ジョーホンダ写真集No.2』の『Tyrrell P34 1977』が、少しはお役に立てているのでは?と推測しております。手前味噌で恐縮です。右は、これまたオジサンには嬉しい車種。パンテーラです。
下はトゥルースケール1/43によるP34 1977のバリエーション。いずれも人気のロニー・ピーターソン車で、ブラジル、ベルギー、アメリカの各GP仕様。つまり、1977フルカウルボディ最初期、1976年型カウルに換装したタイプ、フルカウル末期の代表的な形態がロニー仕様で揃うという展開。素晴らしいですね。しかし…。ロニー好きでP34が好き、という人は日本にはあまりいないと思いますよ。特に日本でのロニー好きは、つまりロータス好きということだと私は認識しています。


ちなみに私はどうにもならないほどのロニー・フリークですが、同じロータスの中でも78と79は、基本的にマリオのクルマなのであって、私にとってのロニーのロータスとは、あくまで72です。あと一応、76、77の最初期という認識。偏ってますよね、マニアって。反省します。閑話休題。右上はイクスの936。1/18。これまた良いモデルですよ。

トゥルースケールは経営者ご自身がマニアとのことで、いい企画を次々に打ち出してきますね。なんとロールスロイス・シルバーレース御料車です。いい風情のモデル。1/43。

てなわけで、ホビーショーレポート漸く終了。『東京モデルカー倶楽部』ショップサイトでは、K店長が、更にねちねちとレポートしてますので、そちらもご覧ください!
『東京モデルカークラブ』店長日記


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